快適で洗練されたオフィスをつくることは、企業にとっても大きなメリットがあります。
スタートアップ企業がオフィスを立ち上げる際に必要なポイントを解説します。
スタートアップ企業に必要な小さめオフィスのポイント
スタートアップ企業にとっての必要なオフィスとは、どんなオフィスでしょうか？
そのポイントもご紹介します。
コミュニケーション
オフィスの役割として重要とされるのが「コミュニケーション」です。
テレワークが浸透する中で、オフィスに集まる意味としてよく上げられる「コミュニケーション」は人が集まるオフィスだからこそ活性化するものです。
コミュニケーションが活発になる仕組みやレイアウトをオフィスに取り入れると良いでしょう。
機能的
オフィスに設置するスペースや家具・備品などは、自社の働き方や使い勝手に合ったものを選定する必要があります。
どんなスペースが必要なのか、どういう用途で使用するのか、使う人の意見や要望などもしっかりヒアリングをして、事前にしっかりと計画をしましょう。
多用途
特に小さいスペースの限られたオフィスでは、さまざまな用途を持った多目的なスペースをつくると良いでしょう。
ミーティングでも使えて、休憩スペースやコミュニケーションスペースとしても機能する。
外部の来客にも対応できて、社内の簡単な打ち合わせやちょっとした執務でも使用できるスペース。
など、1つの目的のみのスペースではなく、さまざまな用途を想定したスペースを計画しましょう。
快適なオフィスをつくるメリット
快適なオフィスをつくる事によって、企業にはさまざまなメリットがあります。
1．生産性の向上
快適で使い勝手の良いオフィスは、従業員の生産性を向上させます。
オフィス内でスムーズな移動ができる、使い勝手の良いオフィス家具や備品が揃っている、リフレッシュできるスペースが設置されている、など。
そこで働く人にとって何が必要なのかを、しっかりと考える必要があります。
2．採用・人材確保
近年では人手不足が課題となっている企業が多くあります。
その中で新たな人材を採用したり、優秀な人材を確保することは、企業にとって重要な経営課題といえます。
オフィスは企業のあり方が表現される場でもあります。これから入ってくる人材に対しても、今いる人材に対しても、快適なオフィスを提供することが必須です。
3．企業イメージのアップ
外部の人の目にも多く触れるのが、オフィスのエントランスです。
エントランスは企業の顔にもなります。ここを整備することは企業イメージのアップにもつながるとても重要なスペースです。
広くなくてもキレイで清潔感のあるエントランスを目指しましょう。
快適なオフィスのつくり方
オフィスをつくる上で気をつけるポイントをご紹介します。
動線
オフィス内の動線は、レイアウトを計画する時点でしっかりと考慮する必要があります。
どこのスペースを近くに設置するのか、もしくはできるだけ離れた場所にするのか。エントランスから直接アクセスできる会議室が必要、など動線を考えることが、レイアウトを決める上で重要です。
清潔感
どんなオフィスでも「清潔感がある」という事はとても重要なポイントです。
オフィス内がきちんと整理整頓されていて、清掃が行き届いたオフィスにも誰もが良いイメージを持つものです。
必要なスペースがある
打ち合わせをしたいが、いつも会議室が埋まっている、などはよく聞かれることです。
それぞれのスペースがどのくらい必要なのかを、事前の計画で見込んでおく必要があります。その他に、多目的に使用できるスペースがあると良いです。
小さめオフィスに最適なオフィス家具
小さめオフィスをつくる時のオフィス家具には、おさえておきたいポイントがあります。
デスク・テーブル
執務に必要なデスク・テーブルは、固定席を設けずフリーアドレスを導入することをオススメします。
近年リモートワークも定着し、1人1席の固定席が必要なくなってきています。フリーアドレスデスクや大型テーブルを設置する事で、出社した時に自由に働く場所を選択できるようにしておくと良いです。
しかし、固定席が必要かどうかは業務の内容や部署によっても違うため、業務内容や働き方を確認する必要があります。
ミーティングテーブルはキャスターが付いた可動タイプがオススメです。
使いたい人数や用途に合わせて形を変えられるので、さまざまなタイプのミーティングに対応できます。
チェア
チェアにはさまざまな種類があります。執務用・ミーティング用・コミュニケーションスペース向け・ラウンジ向け、など。
用途に合わせて、適切なチェアを選ぶ必要があります。
間仕切り
空間を仕切るパーティションにも、さまざまな種類があります。
しっかりと空間を仕切ることができるローパーティションや、棚やキャビネットを仕切りとして活用することもできます。
