オフィスでは、毎日ほとんどの時間を座って過ごす人も多いでしょう。
オフィスチェアは身体を支えるとても重要なオフィス家具のひとつです。
チェアの寿命とは
JOIFA(一般社団法人日本オフィス家具協会)が定めている「JOIFA標準使用期間」に基づくオフィスチェアの寿命は8年が目安とされています。
こちらは1日8時間程度の使用を想定しており、使用時間や環境、使用状況によって実際の寿命は変わってきます。
破損している部品がある、張地が劣化している、クッションがへたってきている、などがあったら買い替えも検討しましょう。
チェアの種類
オフィスで使用するチェアにはいくつかの種類があります。それぞれのスペースに合わせたチェアを選択しましょう。
ワークチェア
執務で使用するチェアです。
5本脚のキャスター付きが一般的です。上下昇降や背ロッキングなど、さまざまな機能が付いたチェアもあります。
張地の種類も多く、クロス・メッシュ・レザーなどがあり、カラーも豊富なのが特徴です。
ミーティングチェア
会議室やミーティングスペースで使用するチェアです。
4本脚・キャスター付き・カンチレバー・折りたたみなど、さまざまな種類があります。
基本的には短時間座ることを想定しているチェアになるため、長時間の執務などで使用するには向いていません。
ラウンジチェア
ラウンジや休憩スペースなどで使用するチェアです。
ワークチェアやミーティングチェアと違い、ゆったりと座れるのが特徴です。
クッション性が高いものや、座面が少し低めのものなど、他のチェアとは違った雰囲気のものが多くあります。
ハイチェア
座面が高いハイタイプのチェアです。
カフェコーナーやミーティングスペースなど、さまざまなスペースで使用されます。
最近ではハイタイプや上下昇降のデスクと合わせて、執務でも使われることも多くなってきています。
オフィスチェアの機能
オフィスチェアにはさまざまな機能があります。とくに執務で使用するワークチェアには多くの機能があります。
アジャスト機能
多くのオフィスチェアでは、座面の高さの調整が可能です。自分に合った高さに調整することができます。また座面の位置を前後のスライドで調整できる機能もあります。
ロッキング機能
背もたれを後ろに倒したり、前後に調整できる機能です。背もたれのみのロッキングや、背もたれに合わせて座面も動くシンクロロッキングなどがあります。
ランバーサポート機能
ランバーサポートは、腰部をしっかりと支え、背骨の自然なS字カーブを保つことで、腰への負担を軽減する機能です。
バリエーション
チェアは多くのメーカーからさまざまなバリエーションが出ています。
背の高さ
- ローバック
- ミドルバック
- ハイバック
- エクストラハイバック
肘
- 固定肘
- アジャスタブル肘
- 左右可動式
素材
- ファブリック
- メッシュ
- レザー
- 合成皮革
おすすめチェア
まとめ
多くの時間を座って過ごす人にとって、オフィスチェアはとても重要です。
各メーカーからさまざまな種類のチェアが販売されています。それぞれのメーカーではショールームなどで実際に展示していて、座り心地などを試すことができます。
必要な機能が付いたチェアを選定し、自分の身体に合わせてカスタマイズするのが良いでしょう。
快適なオフィスの環境を整えるために、オフィスチェアを見直してみませんか?