COLUMN

小規模企業のエントランス ~イメージアップするエントランスのつくり方~

小規模企業ではどんなエントランスを設けているのでしょうか。

エントランスは企業の顔です。来客の方や採用での来社など、多くの人が目にする場所です。エントランスをキレイにすることで、企業のイメージアップにつながります。

どんなエントランスにするのが良いのか、イメージアップにつながるエントランスのつくり方を紹介します。

小規模企業のエントランスの実態

小規模な企業のオフィスにおいては、エントランスに重きをおいていない企業が多いのが現状です。

ビルが古い、来客が少ない、エントランスの重要性が低い、あまりお金をかけられない、などの理由でエントランスの整備に至っていない企業が多いようです。

しかし、小規模企業でもエントランスを整備することはとても重要です。

大企業ではカフェのようなラウンジを併設したエントランスや、グリーンを取り入れたおしゃれなエントランスなどが見られますが、小規模企業にとってそのようなエントランスは現実的ではありません。

ではどんなエントランスが小規模な企業のオフィスに必要なのでしょうか。

エントランスを整備するメリットと、イメージアップするエントランスのつくり方をご紹介します。

エントランスを整備するメリット

オフィスのエントランスを整備することには、以下のようなメリットがあります。

企業イメージの向上

オフィスのエントランスは企業の顔ともいえます。来社する方に対してまず企業のイメージを与えるのは、オフィスの入口である「エントランス」です。

このエントランスが整備されているかどうかで、その企業のイメージは大きく変わります。大企業のような広くて立派なエントランスということではなく、小さくてもきちんと整備されたエントランスは、来社された方に良いイメージを与えることができます。

従業員の満足度アップ

エントランスは、来社された方だけが目にするのではありません。従業員は、毎日の出社の度にエントランスを見ることになります。

自身が働いている会社がキレイであることは、働く人にとってもイメージアップになりますし、満足度アップにもつながります。エントランスは常にいる場所ではありませんが、整備しておくことはその企業に関わる人に対して、良い印象を与えることになります。

優秀な人材の採用

近年では人手不足が大きな課題となっており、それぞれの企業が新たな人材の採用や優秀な人材の確保に取り組んでいます。

新たな人材の採用において、面接などで来社する際にエントランスがまず企業のイメージを左右します。企業イメージはエントランスがすべてではありませんが、きちんと整備された企業の方がイメージが良いというのは間違いありません。

セキュリティー対策

エントランスを整備する際には、セキュリティ対策も考慮する必要があります。しっかりと整備されたエントランスは、セキュリティ面への対策もされているという印象にもなるため、セキュリティ対策の向上にもつながります。

イメージアップするエントランスとは

小規模企業において、「イメージアップするエントランス」とは、どのようなエントランスなのでしょうか。

明るい

まず「明るい」エントランスであることは重要です。照明が暗いと、それだけで企業のイメージも暗い印象になってしまいます。エントランスの照明が暗くないかを確認しましょう。

整理されている

入口付近がきちんと整理されているかもイメージアップに関わります。エントランスや入口付近に荷物やダンボールが積み重なっているのをよく見かけますが、来社した方にとってはあまりイメージの良いものではありません。可能な限り来社された方の目に付かないような場所に置くようにしましょう。

分かりやすい

エントランスの役割は、会社があることを知らせることです。まず企業のエントランスであることが分かりやすいかは重要です。社名が分かりやすく掲示されているか、呼び出すにはどうすれば良いかなど、来社された方にとって分かりやすいかを心がけましょう。

イメージアップするエントランスのつくり方

小規模企業においては大きく立派なエントランスは必要ありません。小さくても、狭くても「明るく」「整理されている」「分かりやすい」の3つをポイントにすればイメージアップは可能です。

以下をチェックしましょう。

✔ 明るさチェック

明るさはイメージアップには欠かせないチェックポイントです。暗い場合は、照明を追加しましょう。後付けで設置できる照明器具もありますし、人感センサーのライトなども多くの種類がありますので検討してみましょう。

✔ 床・壁の汚れチェック

床・壁に汚れがないかチェックしましょう。汚れがある場合は清掃するなど、清潔感があるようにしましょう。また観葉植物などを活用して目隠しをするなどの工夫をすることもできます。床はタイルカーペットであれば一部のみの貼り替えなども可能です。

✔ 分かりやすさのチェック

社名の掲示がされているか、呼び出し方法が分かるようになっているかをチェックしましょう。社名の掲示はアクリルパネルに印字したものなど、手軽に作成することもできます。呼び出し方法もしっかりと掲示しましょう。

まとめ

小規模企業においてもエントランスは企業イメージに関わる重要なスペースです。小さくても、狭くても工夫次第で企業イメージがアップするエントランスをつくることができます。

ぜひ一度エントランスを見直して、整備しましょう。

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