仕事で毎日使用するデスクは、オフィスにある家具の中でも使用頻度が高く、とても重要です。
業務内容や職種などによって、適切なデスクの種類・サイズ・機能などは変わってきます。
オフィスデスクの種類や機能などをご説明します。
種類・サイズ・カラー
種類
平デスク
引き出しなどの収納機能がないシンプルなデスク。席移動などが多い場合に向いています。必要に応じてワゴンや脇机などを組み合わせることが可能。
片袖デスク
片側に引き出しの収納機能がついた、一般的なデスク。引き出し収納は、左右どちらかについていて、多くの場合どちら側か選べるようになっています。
両袖デスク
両側に引き出しの収納機能がついたデスク。収納力が高く作業スペースも広くとれます。幅が1400mm以上のデスクになるため、設置にはスペースを必要とします。
L字型デスク
天板がL字型になっているデスク。モニター等の設置範囲が広く、作業スペースが広くとれます。デスク本体が大きくなるため、設置スペースが必要となります。
上下昇降デスク
天板が上下に昇降し、自分の好みの高さに変えることができるデスク。行う業務の内容や気分などによって、その時の最適な高さに調整して使用することができます。
フリーアドレスデスク
大型の天板で複数人が座って作業ができるデスク。1人あたりのデスク幅をその都度、調整することができ、固定席を設けないフリーアドレス制のオフィスに導入されます。
サイズ
幅
W1000 | コンパクトなサイズ。パソコンを置くと、作業範囲は小さい。 |
W1200 | スタンダードなサイズ。パソコンを置き、書類を広げて作業できる大きさ。 |
W1400 | 通常よりやや大きめサイズ。書類等をゆったり広げて作業ができるスペースがある。 |
奥行
D700 | スタンダードなサイズ。パソコンを置いても書類等が広げられる大きさ。 |
D600 | 省スペースなサイズ。パソコンを置くと、作業範囲は小さい。 |
カラー
本体カラー
ホワイト | 明るく、爽やか、清潔感がある。現在オフィスで最も利用されているカラー。 |
ブラック | シックでモダンな雰囲気、高級感を演出できる。近年人気のあるカラー。 |
グレー | 以前には定番のカラー。根強い人気のあるカラー。 |
天板カラー
ホワイト | 明るく、爽やか、清潔感があるカラー。 |
明るい木目調 | 明るく温かみのあるナチュラルな空間を演出できるカラー。 |
濃い木目調 | シックで高級感、上品で重厚な空間を演出できるカラー。 |
機能・オプション
機能
配線カバー
配線カバーは電源コードやLANケーブルなどの配線を収納し、デスク上をすっきりさせることができます。デスク下の配線を整理することで、配線を踏んでしまったり、引っ掛けてしまうなどのトラブルも回避できます。
引き出し
デスクの引き出しにもさまざまな種類があります。「A4引出し」「B4引出し」「中引出し」「センタートレー」「サイドトレー」など、使用する書類や業務内容などによって、最適な引出しを選定しましょう。
ラッチ機構
ラッチ機構とは、トレーの飛び出しを防ぐ機構です。地震の際に引出しやトレーが飛び出し、収納物が散乱するなどの危険性を軽減させ、安全性に配慮するためのものです。
錠
セキュリティ対策として鍵は重要です。鍵にもさまざまな種類があります。
シリンダー錠
最もスタンダードな錠タイプ。付属の鍵で、錠を回転することにより施錠されます。内筒を取り換えられるタイプもあります。
ダイヤル錠
任意の番号で解錠ができる錠タイプ。暗証番号を登録し、ダイヤルを合わせることによって解錠することができます。
オプション
デスクトップパネル
デスクトップパネルとは、デスク正面や側面に立てる仕切りや目隠しのことです。高さ350mm~450mmが一般的です。手元が隠れるためある程度のプライバシーを確保しながら、目線を上げれば顔が見えるようになります。
机上ラック
机上ラックにもさまざまな種類があります。
PCモニターを取り付けるための「モニター台タイプ」や、書類や資料などを立てられる「ブックスタンドタイプ」など、各メーカーでさまざまな種類のラックがありますので、用途に応じて選定しましょう。
まとめ
さまざまなデスクの種類をご紹介しました。毎日、長時間使うデスクですから、しっかりと用途に合わせて選定する必ことが大切です。業務内容や使い方に合ったデスクを選ぶことで、働く人にとって快適なオフィス環境を整えることができます。
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