オフィスの会議室　レイアウトに必要な広さとは

オフィスにおける会議室は、目的に合った種類の会議室を設置することで、会議の質の向上が見込めます。

リモートでの会議も増えている一方で、対面での会議はとくに重要性を増しています。そんな会議の質を向上させるのは、企業にとってはとても重要なことです。

会議室にはどんな種類があるかを知って、会議の目的に合った快適な会議室をつくりましょう。

会議室レイアウトの種類

会議室のレイアウトの種類には「対面形式」「コの字形式」「セミナー形式」「フレキシブル形式」があります。会議の種類に合わせて、選択しましょう。

対面形式

テーブルを挟んで向かい合って座る形式。テーブルの大きさによって座れる人数が決まります。

コの字形式

テーブルをコの字にして座る形式。モニターやホワイトボードを見ながらの会議などに使用されます。

セミナー形式

一方向に向いて座る形式。セミナーのように一方向に視線を集める形式の会議に向いています。

フレキシブル形式

可動式のテーブルやチェアを使用して、使い方を変えられる形式。キャスター付の家具を使用し、会議に合わせて自由に変形できます。

会議室に必要な寸法

会議室に必要な寸法は、収容人数によって異なります。以下を参考にしてみてください。

4名程度

4名程度の会議室は、対面形式を採用する場合が多いです。

対面形式の場合は、テーブルと壁の間のスペースを適切に取る必要があります。チェアの可動域を考慮して、テーブルと壁の間は900mm以上のスペースを確保しましょう。

10名程度

10名程度の会議室は、対面形式やコの字形式の場合が多いです。

テーブルと壁の間のスペースは、人が座った状態で後ろを通れる程度の寸法を確保する必要があります。

対面形式

コの字形式

セミナー形式

大人数を収容できる会議室は、セミナー形式の会議室が向いています。

セミナー形式の会議室では、大人数の出入りがあるため動線をしっかりと確保する必要があります。

テーブルと壁の間の通路は少なくとも800mm以上は確保し、スムーズに通行できるようにしましょう。

会議の用途に合ったオフィス家具

テーブル

テーブルの大きさは使用する人数によって決めましょう。1席の幅は、600mm～800mm程度、必要となります。

対面形式で４人席の場合のテーブル幅は、1200mm～1600ｍｍ、10人席の場合は3000mm～4000mm程度の大きさが必要です。

少人数用テーブル

大型テーブル

キャスター付テーブル

チェア

チェアにも種類があり、会議用チェアがあります。

会議用チェアは、短時間での使用を想定した、省スペースなのが特徴です。

スタッキングチェアは重ねて収納できるため、使用しない場合でもスペースを取らずに置いておくことができます。

キャスター付ミーティングチェア

スタッキングチェア

簡易ミーティングに対応できるスペース

執務室内にミーティングスペースを設置しておくと、会議室を使用しなくても良い程度のミーティングの際に対応ができます。

本棚や収納を利用して、空間を仕切ることで、簡易的なミーティングスペースをつくることができます。

スツールやベンチなどを配置。ホワイトボードを置くだけで、ミーティングスペースとして利用できます。

まとめ

会議室のレイアウトの種類には、「対面形式」「コの字形式」「セミナー形式」「フレキシブル形式」があります。

会議室のレイアウトは、会議の種類に合わせて変える必要があります。会議の種類に合わせた会議室を設置することで、会議の質を上げることができます。

快適な会議室を設置して、会議の質向上を目指しましょう。

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